『アヤツコ』

文字の出現以前、古墳時代の土器や埴輪にも×の印は見られ、「〆」と同様に封印の意味があったと考えられている。平安時代以後、×は「阿也都古(アヤツコ)」と呼ばれた。アヤツコには異界とこの世の行き来を禁止する意味があり、初めて外出する乳幼児の額に書く、葬儀の際に死者の胸に書くなど魔除けの記号、呪符として用いられた。「凶」「胸」「兇」などの漢字はアヤツコの系列の字である。

-ネットからの拾い物(自分用メモ)

20170723 ∞